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八月納涼大歌舞伎/舞台  
2008/08/16 /23:58
今日はスペシャルな日でした。

歌舞伎の1部3部を見て、1部3部の合間にスペシャルなマッサージ。
なんてステキな計画なのでしょう(笑)

朝、銀座1丁目の駅を降りて、三越地下で朝ご飯兼お昼ご飯においなりさんを買います。
上品な小振りのおいなりさんだったので、いっぱい入ったヤツ買っちゃった。
で、勘三郎さんの入り時間をお友達に教えて貰ったので、
楽屋口でしばらく待機。先日のコクーン歌舞伎の冊子にサインして貰いたくて。
でも、残念ながらお会いできませんでした・・・。早くに入ったのかなぁ。
無事に歌舞伎座へ入ると、すぐに筋書きを購入。
そして人をかき分け土産物売り場にて勘三郎さんの手ぬぐいを購入。
1年前初めて歌舞伎を見に来たときも買ったのですが、
相当使っているのでだいぶくたびれて来ちゃって。
安心したところで客席へ向かいます。

最初の演目は「女暫」
新春の歌舞伎役者の顔見せに使った演目と言う事で、
とても明るい雰囲気に、役者も顔が見えるように並んでいます。
衣装がとても印象的で、亀蔵さんたちの赤い肌にふくれたお腹の風貌は相撲取りに見えます。
勘太郎さんの演技が、時々勘三郎さんとダブって見えて、感動しちゃいました。
今までは勘太郎さんの色しか見えなかったのに、
時々「あれ?これ本当に勘太郎さん?お父さんの方?」って思うぐらいでした。
途中、七之助さんと、福助さんが、楽屋おちを織り込んでいて、
「あら、成駒屋のお姉さん!」「誰かと思ったら中村屋の・・・」と、
役名ではなく屋号で台詞を言うんですよ。おかしくておかしくて(笑)
そして、幕が下りて、福助さんが花道に残ったとき、舞台番の勘三郎さんが出てきます。
今までの話と全く違う空気になり、あっという間に漫才のように笑いがおこります。
大好きな役者さんのああいうやりとり、ホント面白くて嬉しい^^

ここの幕間で朝ご飯兼お昼ご飯。
買ってきたおいなりさんを食べて、
筋書きで今見た演目を復習し、次の演目のあらすじをお勉強。
イヤホンガイドがあっても、こうして読んでおいたほうがわかりやすいもので。
そうだ、筋書きは月の後半になると、実際の舞台の写真が入るので、
ちょっと期待していたのですが、まだ前半版の筋書きでした^^;残念!

次の演目は「三人連獅子」
父獅子に橋之助さん、母獅子に扇雀さん、そして子獅子に橋之助さんの実子国生くん。
私の勉強不足なのですが、今まで連獅子は父と子でしかやらないと思っていました。
母獅子も出るなんて目から鱗。驚きです。そして、勘三郎親子で見た連獅子よりも、
少し柔らかい舞になっていたように思います。床をならす迫力よりも、
子を心配する、親獅子の様子がよく描かれていました。
橋之助さんのお子さんは歌舞伎デビューはいつだったのでしょう?
私は、お子さんも歌舞伎の世界に入った事を全然知りませんでした。

次の演目は「らくだ」
そう、落語がもとになってる演目です。
とはいえ、落語の方のらくだは聞いた事がないのですが、
以前、つるべさんが「らくだ」をやると聞いた事があります。
まぁ、この演目の面白い事と言ったらもう!
何度も声に出して笑っちゃいましたよ。
亀蔵さんの死体っぷりも笑えるし、大家の奥さんがおびえてる時、
玄関にいる勘三郎さんの上に転がり落ちて大爆笑。
あれは、本当に間違って落ちちゃったんでしょうねぇ^^;
死体を抱えて踊らせるってのがこの演目の笑いどころなんですけど、
死体が勝手に踊っちゃったりするんですよね(笑)
それから、勘三郎さんがどんどんお酒に酔っていく様は本当に滑稽でした!

さて、1部で3演目という驚きの量を満喫し、歌舞伎座の外へ。
少し小雨がふる中、リラクゼーションのお店に行って来ました。
大奮発して2時間コース!!といってもOZにてだいぶ安くなってるんですけど^^
紙パンツとTシャツ短パンを手渡され、着替えて移動。
20分間のゲルマニウム温浴です。お水を2杯半のんでしまうほど汗だらだらでした。
で、また個室に戻り、紙パンツ1枚になってベッドに横たわります。
オイルで90分間の全身マッサージです。これが・・・気持ちよくて・・・・(うっとり)。
上半身はこっているので強めにして貰ったんですけど、女性と思って甘く見てました。
もの凄く力強くてきもちいーーーー。
普段マッサージ屋さんでもなるべく力のある男性にお願いするんですが、
今回の人は凄いです。ゴッドハンドと呼びたい・・・。
下半身はセルライト&血流が悪くてすぐ痛くなるので優しくしてもらいました。
正直、リラックスしすぎて、足をやって貰っているときの記憶がありません(笑)
最後にデコルテと腕のマッサージをして、眼精疲労のマッサージを10分して終了。
このマッサージ中、そとは土砂降りの雨でもの凄い音がしてましたが、
お店を出ると青空がのぞいてまいた(笑)ラッキー。

続いて、歌舞伎座近くにある「YOU」という喫茶店に入り、
晩ご飯に人気のオムライスを。
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーー卵が・・・卵が・・・!
赤いご飯の上に、オムレツが乗っているのですが、
少しのテーブルの揺れでも震えるほどにプルプル!!
スプーンで割って、中を見ると上品な半熟状態。
もっと食べたいぐらいの量でしたが、大満足でした。

タンブラーがからになっていたので、近くのスタバで飲み物補充。
そして、再び歌舞伎座の中に入ります。お土産売り場にて、
紅白餅入りの鯛焼きを一個買って客席へ。
鯛焼きうまい!(感涙)餅がとろっとしていて、皮はかりっとしてる。
また来たら食べたいなって思いました♪

さて、3部の最初の演目は「紅葉狩」
これは・・・・正直退屈しちゃいました^^;
姫の舞の部分がもの凄く長く感じちゃって・・・。
眠くなっちゃいました(汗)

次の演目は「野田版愛陀姫」
野田秀樹演出と言う事で、非常に楽しみにしておりました。
喜劇なのかと思っていましたが、思いがけず切ない結末。
二人の魂が天に昇る様を、半透明の小さな風船を二つで表したのは良かったです。
福助さんの祈祷師はもの凄い面白かったです(笑)
途中何言ってるか聞き取れなかったのが残念でしたが、
「ずらかるんだよ」の相手役の台詞に、自分のヅラをはずして貸すシーンは笑いました(笑)
余談ですが、私は閉所恐怖症の気があるので、ラストシーンは見ていて息苦しかったです^^;
それと、勘三郎さんはやっぱり喜劇が似合うなぁ・・・。
あ、でも勘三郎さんの「俊寛」は大好きでしたけど(泣いちゃったし)。

という訳で、今日のスペシャルはすべて終了!
外に出るとまた雨が降っていました。
久しぶりにヒールを履いた私は足が限界に来ていて、
駅まで凄くのろのろで歩いたんですけど、家まで一本でいける電車になんとか間に合いました。
これもラッキーのひとつ。ヒールは暫く履きたくないですね~(汗)

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